『派遣は気楽でいいけど、将来を考えると不安・・・』。 20代、30代のうちはまだしも、その先のことを考えると派遣という働き方に不安を覚える人もいます。 『やっぱりきちんと就職した方が安心』 そういう場合には、紹介予定派遣を利用して正社員に転職を果たすのも良いでしょう。 転職は何かと気がかりなものです。 いくら条件がよくても、その職場が自分にあっているかどうかは実際に働いてみないと分かりません。 その点、紹介予定派遣であれば安心です。 気に入らない職場なら契約期間が過ぎれば断ればいいし、企業側と相性が合えば正社員として採用してもらえます。 とりあえず、どこかの企業で紹介予定派遣を体験してみること...
派遣の構造ですが、ここには三角関係が成り立っています。 派遣スタッフ(本人)、登録派遣会社、派遣先企業の3者です。派遣スタッフが登録派遣会社に依頼を受け、派遣先企業に勤務するわけです。 この際、雇用契約は本人と登録派遣会社との間で結ぶことになります。 なお、派遣の種類には、毎回職場を選んで派遣を続ける『通常(一般)派遣』と、正社員になることを目的とした『紹介予定派遣』があります。 紹介予定派遣で勤務している場合、最長期間6ヶ月までその企業で働くことが出来ます。 その後、本人と派遣企業が希望すれば登録会社との契約は解除になり、その企業で本採用・就職と言うことになります。 最近はこの紹介予定派遣が...
派遣という働き方は、今やひとつの生き方として確立しています。 才能を活かしキャリアアップしたい、自分の時間が欲しい、子育てと両立したいなど、派遣を希望する理由は様々です。 その中で「ある企業に就職したいけど、その前に実際の現場を見てみたい」という希望により派遣を利用する人もいます。 そういう人のために、派遣会社では紹介予定派遣という制度を採用しています。 紹介予定制度とは『就職することを前提に、派遣として働く』ことです。 この紹介予定制度を利用することで、本格的にその企業に就職する前に、向き不向きの結論を出すことが出来ます。 これは、企業側にも働く側にも都合の良い制度と言えます。 いずれは正社...
紹介予定派遣の流れについてみてみましょう。 ①まず、登録を行うわけですが、この時に『紹介予定派遣』の希望を出します。 ②派遣先企業を紹介されます。 ③最初に決めた契約期間、派遣スタッフとして勤務します(最長6ヶ月まで)。 ④本人と派遣先企業の意思を確認します。 ⑤本人が就職を望み、かつ派遣先企業も採用するということであれば、社員契約を結びます。 ⑥紹介予定派遣契約が終了します。 これらの期間中には、登録派遣会社の担当者が全面的にサポートしてくれます。 困ったこと、悩みなどがあれば、何でも相談することです。また、紹介予定派遣で働いても、必ず就職しなければいけない義理はありません。 『企業が採用し...
派遣先企業には、派遣スタッフの資料(履歴書など)が渡されています。 それは、紹介予定派遣の場合であっても同様です。 この際、通常の派遣の場合、就業前に派遣先企業が派遣されてくるスタッフの面接を行うことは極めてまれです。 登録派遣会社の提示する資料を信頼して、派遣スタッフの到着を待つのが普通です。 しかし、紹介予定派遣の場合、その後企業への正式採用が控えているので、派遣就業前や派遣契約終了時に面接や就職試験を受けさせる場合もあります。 大企業になるとよりその傾向が強いようです。 また、このような情報は企業紹介時に登録派遣会社から知らされるものです。 「派遣先企業に出向いたら、突然採用試験を受けさ...
紹介予定派遣は企業に自分をアピールできる期間でありますが、同時に、その企業を見極める期間でもあります。 つまり、企業側が派遣スタッフを試験するだけでなく、派遣スタッフも相手企業をよく観察するための時間でもあるのです。 普通に就職・転職する場合、面接時にはその企業の人事関係者またはトップの人としか会うことがありません。 どんなに上層部の人のイメージが良くても、実際に働く現場の人間と相性があうとは限りません。 そのギャップに転職してからがっかりすると言うことはよくあります。 会社の雰囲気、環境、人間関係、仕事内容など、転職後に後悔することがないように、紹介予定派遣でしっかり相手企業を『試験』するた...
「就職したい企業があるけど、これといった資格もないし、実務経験もない」 こういった場合に活用したいのが紹介予定派遣です。 紹介予定派遣では、実際に職場でほかの社員と毎日勤務することになります。 それは、履歴書では分からない本当のあなたを見せることの出来るチャンスなのです。 「資格や経験がなくてもこんなに一生懸命働く意思がある。自分を採用して損はない」と相手に感じてもらえれば、採用の確率は高くなります。 紹介予定派遣とは、入社試験の10分間ほどの面接などより、はるかに的確にあなたの意欲を証明することができる機会なのです。 また、就業時間以外にも社員とコミュニケーションを図って、職場に馴染む努力を...
紹介予定派遣でいずれ正式採用される見込みがあっても、契約期間中は派遣スタッフであるため、待遇は派遣扱いになります。 ですから、雇用保険など、企業が正社員に与えている福利厚生は利用できません。 また、紹介予定派遣の場合、通常派遣と違って、正社員のように責任の重い任務を依頼されることもあります。 しかしながら、そこでいくら企業の利益をあげても賞与の対象になることはありません。 加えて、正式採用を夢見て尽力しても、結果が不採用と言うこともあるのです。 より良い職場を探すために利用する紹介予定派遣ですが、デメリット的な部分も存在します。 しかし、それも最長6ヶ月だけ。その後の長い就労期間を考えて割り切...
派遣会社を利用するメリットは『求人があれば、すぐに勤務につける』ということです。 これは紹介予定派遣の場合も同様です。 普通、企業の出す求人に正社員として応募すると、採用通知が届くまで2週間以上、ヘタをすると1ヶ月ほどもかかります。 しかし、紹介予定派遣であれば最初は「派遣スタッフ」として採用されるので、すぐに勤務を開始できるのです。 転職するときなど、旧職場と新職場のつなぎが上手くいかず、間が空いてしまったりすることがストレスの種ですが、紹介予定派遣であればそのようなことはありません。 また、もし、紹介予定派遣先で正式採用にならなくても、登録している派遣会社からほかの派遣先企業を紹介してもら...
正社員として入社すると試用期間というのがあります。 しかし、派遣スタッフとしてとして、紹介予定派遣で勤務した場合、派遣期間がそのまま試用期間ということになります。 ですから企業での正式雇用契約後、改めて試用期間を持たれるという事はないのです。 この派遣期間は平均して3ヶ月くらい、また最長で6ヶ月までと法律で定められています。 これは試用期間として十分な長さであり、企業はその間に適切な指導を行わなければなりません。 また、予定の派遣契約期間内に当事者すべての結論が出ない場合は、6ヶ月まで派遣を延長することが出来ます。 万が一、就職後に試用期間を設定されるようなことがあれば、企業に対して行政指導が...
最近では、中途採用に派遣会社からの紹介予定派遣を利用する企業も増えました。 新卒と違い、他企業での就職経験のある人物の場合、より相手の能力や人間性を確かめたいというのがその狙いです。 一般に、新卒採用の場合、卒業大学名などで相手を見極めるしかありません。 しかし、中途採用の場合、その人の本当の能力が重要になります。 それには、実際に一緒に働いてみるのが確実な方法です。 そのためには紹介予定派遣が非常に便利と言うわけです。また、紹介予定派遣期間中は、福利厚生の費用を負担しなくて良いのも企業にとっては大きな魅力です。 紹介予定派遣を利用している企業には、一流企業も含まれますので中途採用を考えるなら...
『普通の派遣と違って、紹介予定派遣には経験や資格のある人しか登録できないのか?』 紹介予定派遣は企業に正式に雇用してもらうファーストステップですから、それなりのスキルが必要になるように思いがちです。 普通の派遣以上に厳しい選考があるような感じもします。 しかし、実際には未経験者でも紹介予定派遣に登録が可能です。 紹介予定派遣では、実際に職場で働いていけるかどうか採用者側と本人側の両方が判断することになります。 ですから、未経験者であっても企業のニーズに合っていれば良いわけです。 確かに、企業によっては特定のスキルを求められる場合もあります。 しかし、そうでない企業もたくさんあります。まずはチャ...
さて、普通の派遣と違って、紹介予定派遣は社員として採用されることが前提となっています。 ですから、採用決定時の雇用待遇なども重要なポイントです。 雇用の際の条件や待遇ですが、これは紹介予定派遣を紹介される時に説明を受けます。 ここで、色々と交渉することになります。この時の交渉相手は直接企業ではなく派遣会社ということになります。 ですから、気軽に『給料が安い』『休暇日数』『勤務時間』などについて質問してみると良いでしょう。 また、紹介予定派遣に出向き実際に勤務してから、提示された待遇に関して納得がいかないと言うこともあります。 その場合にも、再度交渉が行える場合もあるので問い合わせてみるとよいで...
紹介予定派遣での派遣期間が成功し、企業と正式雇用契約を結ぶことになった。しかし、契約社員としてということだった。 正社員を望んでいた場合、契約社員での就職に疑問を感じる人もいるでしょう。 『契約社員になるのであれば、派遣社員のままでいいじゃないの?』と思うかもしれません。 この派遣と契約社員の違いですが、契約社員の場合、企業との契約更新が続く限り働くことが出来ます。 ですから、派遣より長く勤務できる場合が多いようです。 また、企業の正式な一員として扱われます。企業によっては、待遇が正社員と変わらないということもあります。 しかし、もし「契約社員就業規約」というのが別に設定されている場合は就業前...
「紹介予定派遣として派遣された企業で、正式に採用されることになった!」 もし、自分が望んでいた企業であれば、これは非常に喜ばしいことです。 さて、このように企業で採用されることになった場合ですが、雇用形態には2つのタイプが存在します。 ひとつは『正社員雇用』、そしてもうひとつは『契約社員雇用』と呼ばれるものです。 正社員とはご存知の通り、正式にその企業の一員として雇われることです。昔の言い方を使えば「終身雇用」に当たるものです。 反対に契約社員とは、ある一定期間のみの臨時職員と言うことになります。 正社員と契約社員とでは待遇にも差があるものです。 採用決定時には必ず、どのような雇用形態での採用...
紹介予定派遣で派遣先企業に出向く場合でも、給料支払いは派遣と同様、時給計算になります。 ですから、残業代もきちんとつくことになります。 派遣スタッフの時給の相場は、一般事務系で1100円から1800円くらいです(勤務地やスキルによる)。 そのため、その企業に正式採用後の給料の方が低いということもしばしばあります。 しかしながら、福利厚生制度が利用できることや、ボーナスなどを受け取れることになりますので得する面も多いといえるでしょう。 それらを含めても、給与に不満が残る場合などは、登録派遣会社を通じて交渉してみましょう。...
紹介予定派遣を採用している職種ですが、派遣先の企業とほぼ同じ、多種多様にわたります。 オフィスワーク系(窓口受付、営業補佐など)、事務職系(個人秘書、一般企業など)、クリエィティブ系(印刷会社、マスコミ業界、WEB関係会社など)、サービス系(小売業者、流通関係、レストランなど)、旅行系(旅行代理店、ホテル、航空関係など)、医療系(病院、クリニック、老人ホームなど)、IT系(IT関連企業など)、技術系(製造関係会社、向上など)、特殊能力系(翻訳会社、アナウンサーなど)などが代表的なものです。 同じスキルであっても、どの分野の業界に向いているか自分では決めかねる、はっきりしないなどにも紹介予定派遣...
紹介予定派遣で正式採用が決定すると、派遣スタッフではなくなります。 これは派遣時代のように、3ヶ月くらいしたら次の職場に移行できると言うわけではなくなるということです。 そのため、派遣先企業の選択は通常派遣以上に慎重になる必要があるでしょう。 いろいろ希望はあるでしょうが、そのすべてを叶えることは非常に難しい課題です。 ですから、仕事において自分が何を重要視するかを考えるようにすると良いでしょう。 仕事の内容を重視するか、給料額が大切か、勤務時間や曜日、有給休暇の数に注目するかなどです。 最初に優先順位を決めておくと、より選択しやすくなるでしょう。 紹介予定派遣を上手く利用して、キャリアアップ...
数ある派遣会社ですが、紹介予定派遣の制度を持っているところと、そうでないところがあります。 ですから、就職を考えての派遣を望んでいるのであれば、あらかじめ「紹介予定派遣」の有無を問い合わせる必要があります。 また、登録の際にも、紹介予定派遣希望と告げておきましょう。 そうすることにより、通常の派遣とは違うカテゴリーに振り分けられます。 ただ、派遣会社によっては紹介よっては紹介予定派遣用の企業の数が少ない場合があります。 そうなると、いつまでも待たされる場合もあります。 比較的大手の派遣会社に登録するか、数社まとめて登録しておくと紹介の数が増えることになります。 いずれにせよ、よく比較検討するこ...
派遣として長年働いた後に、紹介予定派遣を利用して就職する人もいます。 その際に、より有利なのが資格などのスキルです。 派遣の仕事は時間の自由が利くのが魅力です。 その時間を、自分のキャリアアップに使うことで、紹介予定派遣先の幅も広がります。 登録会社によっては、様々な資格取得講座やコースなどを社内に設けているところがあります。 それらのサービスを利用するのも良いですし、通信講座などで自宅で学習するのも良いでしょう。 転職に役だつスキルは、OA機器関係、ソフト関係、経理関係、英語関係などです。 すぐに使わないとしてもあらゆる資格を取っておくことは、より良い職場への派遣、また時給アップへの道となる...